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動いて動くことなく、静かにして静かなることなし。

多勢の敵に取り囲まれて、右に左に動いて戦う場合も、生死の問題に決別して精神が安定し、心が動揺しない状態、静かで動かないものは心の本体であり、動いて物事に対応するのは、心の作用である、本体も作用もその源は一つである、このことを、動いて動くことなく、静かにして静かなることなしと古の達人は言う。地道な心の修行を続ける事こそが、極意への道である。

 
 
 

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