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合気上げ

更新日:2019年8月25日

合気上げが一時期ブームとなったことがあったが、あれは両腕をふさがれたポジションからの技術と捉えられていた。私自身もこんな場面はないだろうと思いつつも簡単に相手を上げられるようになったことで、満足していた時期があった。しかし、時が経つにつれ、合気上げは技術ではなく、武術を使う為の身体を錬ることが目的であるという事がわかった。単純な動作の中に隠されている奥深さを理解するまで何万回とやりこむことが修行の目的でもある。

 
 
 

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身体のブレーキを外すとは?

上腕の筋肉に目を向けると、肘関節を曲げるときには上腕2頭筋、伸ばす時には上腕3頭筋が使用されます。目標物に対して突きを繰り出す場合、上腕を伸ばす筋肉=上腕3頭筋が使用されますが、力強く突くほど拮抗筋である上腕2頭筋が発揮されてブレーキをかけてしまいます。言うなれば、ブレーキを踏んだまま、アクセルをふかしている状態です。武術の身体操作では、拳の握りや骨盤の使い方で、このブレーキを外すことを鍛錬します

 
 
 
重力と反力

地球で生きている限り、重力が働いていますが、通常は抗重力筋が働きますので潰されずに済んでいます。古武術では、重力を味方につけるため「抜き」という身体操作を使います。身体を抜くことで重力と抗力を味方にすることが出来ます。筋力(内力)ではなく、重力・効力(外力)を利用することが古来の動きを取り戻すことに近づきます。

 
 
 
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